労働時間

給料を上げるより労働時間を減らす工夫も大切です

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最近の株価の乱高下を見ていると、アベノミクスと騒がれ株価が高騰していたころが、すでに懐かしい昔話しのように感じられます。

当時、安倍総理がデフレ脱却を目指し働く人の所得を増やすために、経済界に労働者の賃金引上げを要請していました。これを受けていくつかの企業では賃金の引上げを発表していました。過去に関連した内容で取り上げています。

ローソンの年収アップ応援しますが真似をするなら慎重に

政府としては、現在の状況は一時的だと伝えていますが、以前とは空気が変わってきているようにも感じています。このような状況では、賃上げはなおさら難しいかも知れません。

そこで考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
それは労働時間を減らすことです。

多くの会社では、残業することが当たり前となっています。中には、毎月あらかじめ一定時間分の残業代を手当として支給している会社もあります。

また従業員の意識の中でも残業することが当たり前となっていて、下手をすると残業することを前提として仕事の段取りをしているケースも多いのではないでしょうか。

私自身もそうなんですが、例えば仕事が終わらないので休日に仕事をしようと考えていると、その分前日の仕事を控えていることがあります。「やっぱり明日があるから今日はまぁいいか」という具合です。

逆に○時までに終わらせる、休日は仕事をしないと決意すると意外となんとかなるものです。

燃料代の上昇や人材不足にもかかわらず、それを運賃に載せることが出来な運送業では、仕事を受けることを優先しているケースが多く見られます。

こんな運送業界において週休2日を実施することによって、実質的に賃金アップを実現した会社があります。

以前は、よくある売上重視で長時間労働も当たり前の会社だったのですが、経営者がこのままでは会社が立ちいかなくなると危機感を募らせ、労働時間を削減することを決めました。

会社として採算の合いそうな仕事でも、長距離など長時間労働につながるような仕事は断ったそうです。そして労働時間を徐々に短縮していき、最終的に週休2日としたそうです。

その結果、労働時間を減らすことによって、実質的に賃上げとなりました。こうなるとドライバーは誰も辞めることがなくなり、さらにモチベーションも上がったそうです。

長時間労働で残業代の負担や仕事の効率が悪くなっているようであれば、このように休日を与えたり残業を減らすという方法も考えるべきでしょう。

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