労務管理

つき合い残業が評価される時代は終わっていますよ

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元陸上選手の為末さんがおもしろい記事を書いておりました。

成果ではなく犠牲で会社への貢献度をはかる

目的は成果なのか努力なのか

日本社会の息苦しさは、成果ではなく犠牲で貢献度をはかるところにあるのではないかと私は思っています。

サラリーマンに当てはめると、自分の仕事が終わっていても周囲が残業しているから自分も帰らないで付き合うという付き合い残業ではないでしょうか。

その日の自分の仕事が終わったのであれば、早く帰ればいいのですが、残業している(プライベートを犠牲している)ことが、会社へ貢献していると考える傾向があるということです。

確かに昔は、この傾向が強かったと思います。みんなの仕事が終わって一段落ついたらみんなで飲み行く。週末はゴルフという感じ。子ども心に、父親っていつも家にいないイメージです。

今はどうなのかというと先日のエントリーでも取り上げましたが、「ワークライフバランスが進まない原因と思われるもの」という調査の中で「長時間労働しないと評価が下がる」が33.2%、「周囲が早く帰らない職場が多いから」29%が、それぞれ2位と3位となっておりました。

残業代ゼロの前にまずは考え方を変えなければならないわけ

こちらで「長時間労働をしないと会社からの評価が下がるから」と考えるのは20代がいちばん高く47.1%となっていると取り上げましたが、実は、30代、40代、50代とみるとそれぞれ32.2%、33.3%、32.7%とそれ程高くありません。

ある程度年代があがると昇進にも差がついてしまい、これ以上変わらないと割り切ることができるからでしょうか。

付き合い残業はもう評価されない

そんな20代のみなさまに愕然とする調査結果がありました。

内閣府が13日に発表した「ワークライフバランスに関する個人・企業調査」で個人と企業の認識のギャップが浮き彫りになった。

調査結果によると、残業が上司からどう思われているかを正社員に複数回答で聞いたところ1日12時間以上働いている人のうち、最も多い53%が「がんばっている(と思っている)」と回答、12時間未満、10時間未満の正社員でも「がんばっている」がもっとも多かった。

これに対し、「社員が残業や休日出勤をほとんどせず、時間内に仕事を終えて帰宅している」場合に、「マイナスの人事評価をしている」企業は6%で、「考慮されていない」が74%に上った。

残業頑張っても評価変わらず・・・社員と認識にずれ(読売オンライン)

この記事は、「評価に影響しないのは時間内に仕事を終わっているという前提が抜けているミスリーディング」という評価もあるようですが、それはさておき。

どうやら社員の犠牲で会社への貢献度が評価されているイメージがありましたが、いつの間にか、(自分の仕事が終わっているのに)付き合い残業していても、評価は変わらないということになっているようです。

20代のみなさま、上司はシビアに見ていますよ。
えっ付き合いじゃなくて本当に仕事が終わらないって?

「ワーク・ライフ・バランスに関する個人・企業調査」

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