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労働基準監督官のドラマが始まります

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お盆休みの会社も多いので通勤も楽です。ずっと続いて欲しい。
世間でもお盆休みのゆるい空気が漂っているので、今回はゆるい話題でいきたいと思います。

10月から日本テレビ系列で労働基準監督官を扱ったドラマ「ダンダリン・労働基準監督官」が始まるようです。女優の竹内結子さんが労働基準監督官=労働Gメンを演じるそうです。

内容については労働のルールを守るためなら止まらない、曲がらない段田凛が「サービス残業」「名ばかり管理職」「パワハラ経営者」などがはびこるブラック企業に立ち向かうお仕事エンタテイメント。竹内さんが例の監督官の作業着(?)を着ておられます。

最近何かとブラック企業が話題となっているようですから、ドラマも注目されるのではないかと思います。馴染みの薄い労働基準監督官のお仕事も、世間に知られるところになるのではないでしょうか。

そんな労働基準監督官の仕事に、特定の企業を調査することがあります。これを臨検と言いますが、いくつかの種類があります。

  • 定期監督
    定期監督は、労働基準監督署で定められた年度計画に基づき、その年の種々の行政課題に合った事業所を選定し定期的に審査します。
  • 災害時監督
    災害時監督は、労働災害が発生した場合、一定の基準に基づき審査します。労働災害が発生した原因究明と再発防止のために行われます。
  • 申告監督
    申告監督は、会社に在職している従業員などが、未払残業代や不当解雇を受けたことを労働基準監督署に申告があった際に法違反の調査を行います。
  • 再監督
    再監督は、臨検監督後に是正勧告事項や指導事項などが改善されたかどうかを確認するために、再度調査し法違反の改善状況を確認します。

このように様々な場面で必要とされているにもかかわらず、労働基準監督官の人数は約3千人と少ない状況です。

平成20年度に実施した監督の労働基準法等の違反率は68.5%と高い状況にあるのも、監督官の人数が少ないことが理由のひとつと言えるでしょう。

そんななか先日、厚生労働省より9月から4000社を選び立入り調査を実施すると発表があったばかりです。大丈夫なのでしょうか。

最近は、ブラック企業という言葉がひとり歩きしている感もありますが、ドラマをきっかけに、労働基準監督官の仕事にも注目が集まっていくものと思われます。是非ともブラック企業と呼ばれる会社が1社でも改善されることを祈念します。

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