労務管理

社長の思いは従業員にきちんと伝わっていますか

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インターネットなどでは、サービス残業に対する未払金請求に関する士業のホームページや記事などをよく目にするようになりました。

マスコミもブラック企業として取り上げることが多くなっているようです。なかには意図的に残業や休日出勤をさせるようなブラック企業もあるようです。

ですが多くの経営者の方は、社員を大切に考え、その成長を促すために真剣に取り組まれています。ですが社長の気持ちが社員に伝わっていない、思いが空回りしている場合も多いように思います。

例えば1日でも早く仕事を覚えてもらいたい、さまざまな経験を積ませたいという気持ちから、残業や休日出勤をさせてないでしょうか。

自分自身が若いころは、残業代や休日出勤手当のことを考えずに仕事をしてきたので、社員にも同じように対応していないでしょうか。

さらに、残業や休日出勤をさせるのは社員の成長のためだという、社長の気持ちをいずれ分かってくれる時がくると考えていませんか。

残念ながらこれは社員には伝わらないでしょう。
確かに昔は情報なども少なく、会社にも定年まで働くことが前提としてありました。

それがインターネットなどによって法律などの情報が簡単に入手することができるようになり、また会社としても終身雇用も難しい状態です。社員にとっても転職は昔ほど抵抗感がなくなっていることもあります。

また結果が出るまで頑張るということも減っている、悪く言えば諦めるのが早い若者達が増えているようです。

さらに決定的に違うのが、モチベーションの高さでしょう。社長や管理職となるような人はとてもモチベーションも高いからこそ現在の地位にあるのでしょう。

ですが将来独立を考えているような人材では無い限り、そこまでモチベーションは高くないことが多いと思います。そのため自分もそのようにやって来られたのだから他の人も出来るだろうというのは無理があります。

まずは社長の考え方を改める必要があるのではないでしょうか。

社員に対して自分の考えを常日頃からきちんと伝える、もしくは管理職から伝えるようにする。このように社長の考えをきちんと伝える労務管理の体制を整えることがますます大切になっていると思います。

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